学習塾 Co-learning park DEKOboko

学びを深めるためには、自分が学びの当事者であるという意識が大切です。またそれと同じくらい、自分に合ったやり方を見つけて進めていくことも大切です。

DYLコースでは、学びを「自分事」として捉えつつ、学びかたを「自分毎」にデザインしていけるよう、状況に応じて、講義形式・自学自習形式・個別指導のハイブリットプログラムを用意しています。
より具体的には、成績・偏差値を上げるためには適切な学習方法と学習習慣が求められます。しかしながら、「勉強したくない」・「やる気が起きない」、「どうやって勉強したら（させたら）いいのかわからない」、「集中力が続かない」・「家で勉強できない」、「成績が上がらない」といった、生徒さんの、そして親御さんの悩みの声を、現場で数多く聞いてきました。

本コースではこうしたお悩みを解決するべく、学力向上のために「学習方法」「学習習慣」「学習環境」という３つの課題に特化し、様々な科学的知見を組み合わせた、オリジナルの学習ステップに基づいた支援を行います。

本コースでは、学力以外の日常に関係する小さな「学び」に、特に焦点を置きながら、例えば、優しさや粘り強さ、計画性やストレスマネジメント、プレゼンや文章の書き方、思考力やコミュニケーション能力など、社会に出た時に必要とされるであろう様々なソーシャル・スキルを育みます。

日常の中にある出来事、例えば友達との喧嘩や恋愛など、日々を過ごしていると、心が動く瞬間は時によくあると思います。「学び」をテストのような数値化できる狭い範囲に限定すると、上記のことは「学び」とは言えないかもしれません。しかし、近年の様々な研究が示している通り、これまで見落とされてきた、人間関係の中で起こる日常にある数々の出来事を改めて取り上げることで、いわゆる学力の向上に影響があるのに加えて、人間性や感性を豊かにするということが示唆されています。それは既存の学力や学歴以上に、今後社会の中で自立して生きていく際に最も重要な力になると考えています。

またこれに加えて、学校教育や受験教育は、自分自身についてというより、「自分の外側にある世界」への理解を鍛えている側面が強くあると思います。本コースでは、むしろ積極的に「自分の内側にある世界」に対する理解(自分の価値観や趣味・趣向、普段何気なくとっているコミュニケーションの仕方など)にフォーカスすることで、「自分が自分自身になる」ような足がかりの場を提供したいと考えています。

CYLでは、DYLとTYLの両方を受講することで、立体的な学びを追求します。

本コースの目的の一つは「学力の向上」の最大化です。学力は日々の生活の影響を大きく受けます。例えば友人と喧嘩した、親や先生に怒られた、恋人ができたなど、日々その時の状況次第で自分の気分は異なります。しかし、そうした不安定な気分が「集中できない」「やる気がでない」といったことにつながることも多くあると思います。その時々の気分に振り回されることなく、「学び」に集中できようになるためには、究極的には自分自身のクセを知り、「感情のコントロール」という術を身につける必要があるでしょう。

私たちが本当の意味で学力の向上を目指すなら、「自分に合った学び方」と「自分自身のクセを知ること」の両方が必要です。本コースでは、そのどちらにも特化することで、学力の向上を総合的に、そして多面的に高める狙いがあります。

さらにもう1つの特徴として、「種まき」という側面があります。文字数の関係で書ききれないため、詳細はHPをご覧ください。

教科教育だけでなく、人間関係上のコミュニケーションや、五感を使った様々な感動を自宅では味わえない上質な体験として提供します。また保護者の方々においては、お子さんのことで悩まれることも多くあるかもしれません。本コースでは日頃抱えている悩みごとに関しても、必要に応じて専門的にサポートいたします。

何かしらの理由で学校に行けない、行かない選択をしている人は近年非常に多くなってきています。不登校の理由には様々なものがあり、それらを単純に「良い」「悪い」という物差しで判断する事は非常に難しいでしょう。しかしそうした状況の中でも、1つ確実に言えるのは、どんな選択をするにしても「学び」は生きていく上で必ず必要になるということです。

そこでの「学び」は、単に学校で学べる教科教育に限った話ではないと考えています。むしろ教科教育だけでなく、人間関係上のコミュニケーションや、ゲームで学べる戦略性や興奮等、工夫次第では様々な事柄から学びの体験を生みだすことができるでしょう。

そうした体験を遊び心をもって「学び」と捉えなおし、子どもたちを学校に戻すための場としてだけでなく、ただ純粋に学校以外に通える場として、私たちはここに居続けたいと思っています。また、お子さんだけでなく保護者の皆さんにも寄り添いながら、必要に応じてできることをできるところから、できうる限りサポートさせていただければと考えています。