総合塾とは

2020.08.27

塾選びガイド-総合塾

総合塾の特徴

総合塾とは、受験対策や学校の授業のフォローなど、幅広いレベル・目的に対応している塾です。

受験に特化した塾を進学塾、学校の授業のフォローに特化した塾を補習塾と呼びますが、その両方の性質を兼ね備えているともいえるでしょう。

対応学年が広い、進路相談などのサポートが充実しているといった傾向もあります。

総合塾のメリット

塾選びガイド-総合塾-メリット

転塾せずに方針転換ができる

総合塾は対応範囲が広いため、通塾しながら学習方針の転換が可能なところが多いです。

例えば、学校の授業のフォローを目的に通塾していたが受験対策に切り替えたい、と思った場合でも、同じ塾内でコースやクラスを変更でき、転塾の負担を減らすことができます。

切磋琢磨しやすい

コースやクラスが分かれていることで、自分と同じぐらいのレベル・同じぐらいの目標を持った生徒と一緒に学習を進められます。

そのため、切磋琢磨しやすい環境に身を置けるといえるでしょう。

総合塾のデメリット

塾選びガイド-総合塾-デメリット

専門性では劣る

総合塾は、特定の科目や分野に特化した専門塾に比べ、専門性は低くなりがちです。

全体的に見てもらいたいのか、それとも特定の科目・分野だけのサポートが必要なのか、といった目的に応じて、塾を選ぶ必要があります。

指導力のある講師は進学クラス担当の場合も

進学クラスと補習クラスに分かれている場合、指導力の高い講師は入試対策に特化した進学クラスのみを担当することがあります

もちろん塾や授業によっても異なりますが、選ぶコースやクラスによって、講師の能力に差があるかもしれない点は気を付けておきましょう。

総合塾が向いている生徒

総合塾は、

学力のレベルアップを実感したい

  • なんとなく塾に行きたい
  • という生徒に向いています。

総合塾でのコースやクラス分けは、自分の現在のレベルを把握できる指標にもなります。

そのため、上のクラスへ行くことは学力のレベルアップと直結しており、その環境の変化に伴って自身の成長も実感できるでしょう。

また、なんとなく塾に行きたいという、目的や方針がまだ定まっていない生徒も、対応範囲の広い総合塾がおすすめです。