体験授業のチェックポイント
2020.05.26
目次
体験授業でできること
体験授業では
- 教室全体の雰囲気を知ることができる
- 実際の授業を体験できる
- 塾について直接質問できる
- 通う場合の具体的なイメージがつく
といったことができます。
塾生と同じように実際の授業を受けられるため、どのような先生がどういった形で指導するのか、教室全体の雰囲気も含めて体感することができます。
また、塾についての不明点や疑問点を直接聞ける機会にもなります。
実際に通う場合のことを考えて、交通手段や通塾時間、塾の周辺の様子についても確認しておきましょう。
体験授業に親はついていくべき?
親がついていくかどうかは、お子さまの年齢や性格を踏まえて決めるのがよいでしょう。
例えば小学生の場合、お子さま自身が塾の良し悪しを判断するのは難しいため、保護者さまの目でしっかりとチェックしておくと安心です。
いっぽう、中高生のお子さまの場合、自身の意思に基づいた判断に任せてもよい年齢だといえます。
どうしても気になる場合や、お子さま自身が強く望む場合は、同伴を考えましょう。
体験授業のチェックポイント
ここでは集団指導塾と個別指導塾に分けて紹介していきます。
集団指導塾ではここをチェック
周りの生徒の様子
集団指導塾では、クラス全体の雰囲気が、お子さまをとりまく学習環境にそのまま直結します。
クラスの生徒になじめそうか、落ち着いて勉強できそうかなど、お子さまとの相性をよく見ておきましょう。
講師の授業力
講師の授業のわかりやすさ、進め方はどうか、お子さまが実際に授業を体験してみて、その講師の授業をまた受けたいと思えるかどうかがポイントです。
「面白い」「楽しい」といった雰囲気の良さに加えて、きちんと内容が理解できるような指導か、クラス全体が集中して取り組めているかなどをチェックしましょう。
授業のスピード
集団指導塾は、一定の学習カリキュラムに沿って指導を行うため、生徒一人ひとりに合わせて授業を進めたり遅らせたりすることは基本的にありません。
また、学校の授業を先取りするところが多いので、そのスピードやレベルにお子さまがついていけるかどうかが非常に重要です。
お子さまの理解度と授業進度との差があまりに大きい場合は、他の塾も検討した方がよいでしょう。
個別指導塾ではここをチェック
講師との相性
個別指導塾では、講師と生徒との距離感が近いため、相性の良さが非常に重要となります。
担任制の場合は特に、指導のわかりやすさだけでなく、お子さまが質問しやすいかどうかや、居心地良く学習できるかどうかがポイントとなります。
相性が良い講師を選べたり、その都度、変更できたりする塾もあるので、その点についても確認しておきましょう。
授業の進め方
個別指導塾であっても、完全個別のマンツーマン指導であったり、問題演習と解説を交互に行う形であったり、授業の進め方はさまざまです。
じっくりと見てもらいたい、あるいは一人で集中する時間がある程度ほしいなど、お子さまが希望する学習スタイルに近いかどうかをチェックしておきましょう。
同伴できない時はここをチェック
体験授業で使ったノートやプリントを見る
ノートやプリントへのメモや書き込みから、お子さまがどのような流れで学習したのかがわかります。
その塾がどのような教材を使っているのか、講師の指導が充実しているかに加え、お子さまがきちんと学習できたかどうかを判断する材料として、ノート類にはしっかりと目を通しましょう。