映像指導型の塾とは
2020.08.14
目次
映像指導型の塾の特徴
映像指導型の塾には大きく分けて
- ライブ通信型
- 録画型
と2つの授業形式があります。
両者に共通するのは、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの機器とインターネット環境さえあれば授業を受けられるということ。
家庭での受講が可能な場合も多く、交通費や通塾時間の節約になります。
ただし、塾によっては、教室内のパソコンやタブレットで視聴するシステムになっているところもあります。
ここからは、ライブ通信型と録画型、それぞれについて詳しく紹介していきます。
ライブ通信型とは
映像指導の「ライブ通信型」とはオ ンライン上で映像と音声を送受信し、双方向のやり取りができる状態で授業を受ける形式です。
1対1の場合が多いですが、1対複数の場合もあります。
ライブ通信型のメリット
双方向のやり取りができる
ライブ通信型では、双方向のやり取りが可能なため、生徒はつまずいた際に、画面を通してその場で質問ができます。
また、講師からも様子が見えているので、理解度を確認しながら進めてもらえる点も見逃せません。
ライブ通信型のデメリット
好きな時間に授業を受けることができない
ライブである以上、講師や塾の指定する時間に合わせる必要があるため、気が向いたときに…という受講はできません。
家庭で受講する場合、機器を揃えなければならないことも
家庭にパソコンなどの機器がない場合、買いそろえる必要が出てきます。
ただし、塾によっては「スマホ受講」や「機器貸出」などに対応しているところもあるので、事前に確認しておきましょう。
録画型とは
映像指導の「録画型」とは、 あらかじめ録画された授業の映像を視聴して学ぶ形式です。
基本的には一人での受講となり、ほかの授業形式に比べて、時間の融通が利きやすいです。
録画型のメリット
自分の都合に合わせて視聴できる
好きな時間に何度でも視聴できるため、部活や学校の行事などで忙しい生徒も柔軟に受講できます。
速く単元を進めたい生徒や、理解するまで繰り返し視聴したい生徒にもおすすめです。
録画型のデメリット
その場で質問ができない
前もって録られた授業の映像を見るため、双方向のやり取りができません。
ただ、なかには教室のパソコンで視聴して、講師が質問の対応にあたるというケースもあります。
自己管理が必要
録画された映像で、一人で学習することになるため、モチベーションの維持が大切になってきます。
塾によっては、視聴スケジュールの作成や学習の進捗管理などのサポートをしてくれるところもあります。
映像指導型の塾が向いている生徒
映像指導型の塾は
- 自己管理能力が高い生徒
- 通塾に時間がかかったり、部活などで忙しい生徒
に向いています。
映像指導型 の塾は、どうしても生徒一人で学習を行う時間が多くなります。
そのため、自己管理や、モチベーションの維持といった点が重要になってくるでしょう。
また、通塾に時間がかかったり、部活などで忙しくて時間がとれないという生徒にも映像指導型の塾はおすすめです。
ライブ通信型であれば通塾時間の節約、録画型であれば好きな時間での受講が可能になり、生活リズムに合わせて学習を進められます。