フォロー体制(授業以外の部分)のチェックポイント
2020.06.01
塾のフォロー体制(授業以外の部分)のチェックポイントを紹介します。
検討中の塾が、以下で紹介するフォローを行っているのかを確認しておきましょう。
ここでは、
- 生徒向けのフォロー
- 保護者向けのフォロー
に分けて紹介していきます。
目次
生徒向けフォローのチェックポイント
塾が実施する生徒向けフォローには、以下のようなものがあります。
- 学習以外の指導(進路指導・生活指導など)
- 家庭学習に関するサポート
- 宿題、提出物のサポート
- 授業外・自習時の質問対応
- 補講の有無、振替授業の可否
- テスト対策
- 受験対策
学習以外の指導(進路指導・生活指導など)
塾のなかには、授業以外に、進路指導や生活指導を行っているところがあります。
特に進路指導は、入試を見すえた学習を行う上で重要になってきます。
学校でも話を聞くことはできますが、塾ならではの情報網や実績があるところもあり、対応している塾は心強い存在になるはずです。
家庭学習に関するサポート
「授業や宿題以外にももっと勉強をしたい!」というお子さまを持つ保護者さまは、家での勉強もサポートしてくれるかを確認するとよいでしょう。
塾によっては、基本の学習計画から見直してくれるところもあります。
宿題、提出物のサポート
学校の宿題や提出物のサポートをしてくれる塾もあります。
特に地域密着型の塾に多いですが、そこまで管理してくれるのは助かりますよね。
授業外・自習時の質問対応
授業のあとや自習のときにも質問ができると、お子さまの学習意欲向上の手助けになります。
自習室の有無だけでなく、こうしたフォロー体制にも着目してみましょう。
補講の有無、振替授業の可否
「テスト前に追加で補講をしてほしい」
「部活などが忙しく、授業時間に間に合わないときがある」
という保護者さま、お子さまは、補講の有無や、振替授業の可否を確認しておきましょう。
振替授業については、「振替連絡は前日まで」などの条件がある場合や、有料対応の場合もあるので要注意です。
テスト対策
ふだんの授業時間に加えて、テスト前には追加の特別講習を開講している塾は多いです。
ただし、講師がテストの傾向を把握してポイントを指導する塾もあれば、教室を開放して自習環境を整えるだけという塾もあるので、テスト対策の内容まで把握しておきましょう。
また、追加費用が発生するのかどうかについても、確認しておきましょう。
受験対策
受験対策も多くの塾で開講しています。
しかし、内容は塾によって異なり、受験シーズンのみ授業時間を増やすところもあれば、年間を通してサポートを行っているところもあります。
例えば、季節講習の時期に、受験生のみ参加できる合宿などを行っている塾もあります。
お子さまが受験する学年になる前に、どんな内容なのかを確認しておくと安心です。
保護者向けフォローのチェックポイント
保護者向けには、以下のようなフォローが行われることが多いです。
- 保護者面談
- 定期的な報告
- 進路相談
保護者面談
塾によっては、生徒のふだんの様子を報告するために、保護者を交えた面談を定期的に行っているところがあります。
塾長や教室長のほか、指導を担当している講師が参加する塾もあり、自宅では見えにくい部分を確認できるよい機会となります。
ただし、面談の頻度や内容などは塾によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
定期的な報告
塾から定期的な報告を受けられるのかもチェックしておきましょう。
授業ごと、生徒ごとに報告書を作成している塾も多く、自宅に発送してくれたり、Webで確認できるようにしているところもあります。
面談以外にもこうしたサポートがあると、保護者としては安心できますよね。
進路相談
生徒だけでなく、保護者向けにも進路相談を行っているかも重要なポイントになります。
学校以外で、生徒の勉強を間近で見ていて、アドバイスができるのは塾ぐらいなものです。
どのくらいの頻度で相談できるのかという点も確認しておきましょう。