立地のチェックポイント
2020.05.26
塾の立地については
- 距離
- 塾周辺
と、観点を分けてみていきましょう。
目次
距離のチェックポイント
自宅からの距離
まず確認すべきは自宅からの距離です。
学年などにもよりますが、「30分以内でアクセスできる」ことを目安にするとよいでしょう。
学年が上がると、帰宅時間が遅くなる場合もあるので要注意です。
ただ、逆に自宅から近すぎると、気持ちの切り替えができず集中できないという子もいます。
お子さまの適性も含めて検討しましょう。
学校からの距離
学校帰りにそのまま通塾したいお子さまにとっては、学校からの距離も重要になります。
その塾に通うとなった場合に「家から通うことが多くなる」のか、「学校から直接行くことが多くなる」のかは事前に検討しておきましょう。
また、夏休みなどの長期休暇期間や、テスト前の土日などにある特別講習のときのことも、視野に入れておくとよいでしょう。
駅・バス停からの距離
駅やバス停から塾までの距離も確認しておきましょう。
電車やバスなどの公共交通機関は、雨の日など、いつもと異なる通塾方法で行かざるを得ない場合に役立ちます。
また、普段から通塾に交通機関を使う場合は、定期代なども考慮する必要があります。
塾周辺のチェックポイント
治安
塾周辺の治安は、安全面のほかに、お子さまが学習に集中できるかにも関わってきます。
例えば、
「人通りの多い場所か」
「夜でも明るく、安心して通塾できるか」
「繁華街などごちゃごちゃした場所にないか」
といったことを確認しておきましょう。
周辺施設
治安以外に確認しておきたいのは、塾周辺の施設です。
周辺にパーキングがあったり、駅やバス停が近かったりすると、送迎の際にも便利ですし、自転車や徒歩以外の通塾手段も視野に入れることができます。
また、本屋や文具店が近くにあると、学習道具を買いそろえることもできます。
そのほか、コンビニやスーパーがあると、長時間塾にいることになったときにも食べ物や飲み物を買うことができますが、一方で、買い食いなどの心配も出てくるので注意しておきましょう。
テナント状況
意外と見落としがちなのが、塾がビルなどに入っている場合のテナント状況です。
例えば、一階に居酒屋が入っていたり、パチンコ店が入っていたりすると、直接関係がないとはいえ、気になってしまいますよね。
また、教室が高層階にある場合は、小さなお子さまでも、一人でエレベーターに乗らなければなりません。
同じビルにどんなテナントが入っているのか、また、その教室は何階にあるのか、というところにも目を配っておくとよいでしょう。
立地に関する補足
立地や治安などについては、塾側でも対策をしていることがあります。
例えば、駅などから遠く、通塾に不便な教室では、送迎のスクールバスを手配しているところもあります。
また、安全対策として、塾の入退出時に、保護者あてにメールが届くようなシステムを導入している塾も多いです。
問い合わせのときや、体験などで教室に行ったときに確認してみましょう。