【高校生必見】文理選択って何? 後悔しない文系・理系の決め方を紹介!
2021.07.16
「文理選択ってどうやって決めればいいの?」
「将来の進路への影響は?」
とお悩みの方へ。
文系と理系のどちらに進むかを決めるのは、難しいですよね。
でも、選択する際の基準や考え方を知ることで、決めやすくなります。
この記事では、文理選択の際の2つの基準と、進路が決まっていない方がすべき3つのことをご紹介します。
ぜひチェックして、文理選択の参考にしてみてください。
目次
文理選択とは
文理選択とは、文系と理系のどちらに進むかを選択することです。
高校1年生で決める場合が多いですが、私立中高一貫校などでは中学3年生で決めることもあります。
文理選択は、大学の受験科目や、入学後に学ぶ分野につながるほか、その先の就職にも影響するため、とても大事な機会です。
あまり考えずに安易に選択してしまうと、
「文系(理系)を選択したあとに、やりたいことが見つかった! 道を間違えた!」
「数学が苦手だから文系にしたけれど、授業にまったく興味が持てない」
なんてことになってしまいます。
文理選択をしたあと、理系から文系へ変更することはある程度できますが(でも大変です)、文系から理系に変更することはほぼできません。
あとで後悔しないためにも、自分の進みたい道について、早めに考えることが必要です。
文理選択の際の2つの基準
将来の目標から逆算して考える
1つ目は、将来の目標から逆算して考えることです。
「医者や薬剤師になるには理系」「社会の教師や弁護士になるには文系」など、将来やりたいことによって進むべき道は変わってきます。
例えば、文系・理系の職業には以下のようなものがあります。
文系の職業例
裁判官・弁護士・マスメディア・介護福祉士・カウンセラー・秘書・通訳・教員(国・英・社)など
理系の職業例
医師・薬剤師・獣医・ゲームプログラマー・物を作る仕事・建築士・整備士・教員(理・数)など
将来、就きたい職業がある程度決まっている人は、それを成し遂げるためにはどちらの道に進むべきかを考えてみましょう。
大学で勉強したいことは何かを考える
2つ目は、大学で勉強したいことは何かを考えることです。
特に、将来、就きたい職業がまだ明確になっていない場合は、「大学でこんな勉強や研究をしてみたい」という観点から選ぶと良いでしょう。
例えば、「英語が好きで、もっと勉強したいから文系に進もう」とか「普段から宇宙が好きで、専門的な勉強をしたいから理系に進む」といった感じです。
くれぐれも「数学が嫌いだから文系にしよう」などと深く考えずに、消去法で選択しないように注意してください。
自分の興味や関心をもとに、大学で勉強したいことを基準に考え、文理選択をしてみましょう。
進路が決まっていない方がすべき3つのこと
自分の好きなことや興味があることを書きだしてみる
1つ目は、自分の好きなことや興味があることを書き出してみることです。
自分が将来、何をやりたいのかわからない場合は、興味があることをすべて制限なく書き出すことから始めてみてください。
時間がたつのも忘れてしまうほど好きなことや興味があることは、将来やりたいことを見つけるためのきっかけになることが多いです。
それを起点にいろいろなことを調べてみると良いでしょう。
不得意な教科を作らない
2つ目は、不得意な教科を作らないことです。
今後、進みたい道が見えてきた時に、苦手科目があるために、あきらめなければならないようなことは避けるべきです。
また、進みたい道が決まっていない人は、どの教科で大学入試や推薦試験を受けるのかまだわかりません。
すべての教科をかたよりなくしっかりと勉強しておけば、いざ自分の道を決定する際に、「まんべんなく勉強しておいて良かった」と思うはずです。
将来の道を、みずからせばめないようにしましょう。
普段の成績を軽視しない
3つ目は、学校での普段の成績を軽視せず、手を抜かないことです。
現在の大学入試は、一般入試のほかに、「内部推薦」や「指定校推薦」、「希望大学・学部の推薦入試」、「AO入試」など、さまざまな入試形態が存在します。
それらの入試において、合否に大きくかかわるのが「調査書」であり、「普段の成績」です。
まだ進路が決まっていない場合は、このような入試を受ける可能性があることも考慮して、普段から手を抜かず、成績向上に努めましょう。
もし、自分が行きたい大学や学部に推薦入試がある場合、合格するための大きなチャンスであり、これにチャレンジしない手はありません。
自分のチャンスをつぶさないように、学校での普段の成績も軽視しないようにしてください。
まとめ
本記事では、文系・理系の決め方を紹介しました。
文理選択は、「将来やりたいこと」や「大学で勉強したいこと」から考えることが大切です。
ぜひ、参考にしてみてください。
本記事は、ユリウス様からご提供いただきました。
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ユリウスとは
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