【受験終わり・辞めるとき】塾の先生にお礼は渡す?なにを渡すべき?
2020.12.29
塾の先生へのお礼は、必ずしも必要ではありません。
しかし、
「受験ですごくお世話になった…」
「無茶なお願いを聞いてもらった…」
「こっちの都合で、突然辞めることになって申し訳ない…」
など、先生に対してはいろいろな思いがありますよね。
そこで、本記事では「塾の先生へのお礼」について解説します。
「何を渡すべき?」「どのように渡す?」「タイミングや金額相場は?」といった疑問についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
塾の先生へのお礼は必要? みんなは渡している?
繰り返しになりますが、塾の先生へのお礼は、必ずしも必要ではありません。
何かを渡しても良いですし、逆に何も渡さなくても失礼にはあたりません。
インターネット上では、「感謝の気持ちで渡した」「何を渡すか悩んだ」や「授業料を払っているから不要」と両方の意見が散見されました。
これは、
- 受験が終わった時
- 塾を辞める時
のいずれの場合でも同様です。
ただし、受験の結果報告や退塾の挨拶はしたほうが良いでしょう。
やはり、塾の先生も受験の結果は気になりますし、生徒のその後の進路も知っておきたいはずです。その際は、塾を訪問する形でも電話で伝える形でも、どちらでも大丈夫でしょう。
塾へのお礼は、何を渡すべき?
では、お礼を渡す場合、何が良いのでしょうか。
例としては
- お菓子(菓子折り)
- ドリップ式のコーヒー
- 手紙
- お酒
- 金券・商品券
- 現金
が挙げられます。
お菓子やコーヒーは定番です。
お菓子は、賞味期限が早いケーキや洋菓子などは避け、日持ちするものを選びましょう。
また、塾の先生方全員でシェアできるものを選ぶ人が多いです。
特定の先生に対して感謝の気持ちを伝えたい場合は、シェアできるものに加えて、その先生への小さなプレゼントを用意する人もいます。
お酒やお金には少し注意を
一方で、少し注意しておきたいのは
- お酒
- 金券・商品券
- 現金
です。
これらは、慣習や、「好きなものを!」「役に立つものを!」という気持ちから贈りがちですが、一部の塾では受け取りNGにしているところもあります。
そのため、 お礼を贈る際には、事前に「お礼の品を考えているのですが、何かルールなどはありますか?」などと尋ねておいたほうが良いでしょう。
手紙には何を書く?
手紙は必ずしも必要ではありませんが 、特に受験終わりの時期に贈ると喜ばれます。
感謝の気持ちが伝わり、「こんな風に思ってくれてたんだ」と感動し、講師のやりがいにつながります。
手紙を贈るのは、お子さまからでも保護者さまからでもOKです。
保護者さまから贈る場合は、メッセージカードに、塾全体への感謝の気持ちを一言つづり、菓子折りに添えるケースが多いです。
お子さまから贈る場合は、特にお世話になった先生に向けて、思い出や感謝の気持ちを自由に書いてもらいましょう。
お子さまが、何を書けばいいのか悩んでしまった場合は、以下の内容を盛り込むことをおすすめします。
- 受験結果の報告(例:○○高校に合格することができました)
- 塾での思い出(例:休みの日に友達と自習室で1日中勉強したことも良い思い出です)
- 進学先での抱負(例:高校生になっても、部活と勉強の両立を頑張りたいと思います)
このように、手紙は必須ではありませんが、特に感謝の思いを伝えたい方は贈ってみても良いでしょう。
お礼の金額の相場はどれくらい?
金額については、だいたい2,000~5,000円程度のものを贈る方が多いです。
お礼は感謝の気持ちなので、通塾の期間や、どれくらいお世話になったか、どれくらい感謝しているかなどを基準に、納得できる金額のものを渡しましょう。
お礼はどのように渡す? のしは必要?
お礼の渡し方は
- 親子で挨拶に行く
- 子どもに手土産として持たせる
のどちらでも良いので、お子さんと話し合って決めましょう。
熨斗(のし)紙を付けると、よりていねいになりますね。表書きは「御礼」などで良いでしょう。
お礼を渡すタイミング
受験終わりの場合
お礼を渡すのは、他校の合格発表を待ってからにすると良いでしょう。
受験が終わった後はホッとして、すぐにでも感謝の気持ちを伝えに行きたくなりがちですが、ほかの生徒はまだ受験中かもしれません。
そのため、ほかの生徒に配慮する意味でも、他校の合格発表が終わるころに訪問しましょう。
具体的には、
- 中学受験は2月の上旬
- 高校受験は3月の上旬
- 大学受験は3月の中旬
が目安です。
実際には、後期日程や2次試験があったり、入試日や合格発表日が遅めの学校もあったりするので、事前に塾へアポイントメントの電話をし、確認しておきましょう。
塾を辞める時の場合
塾を辞める時にお礼を渡すタイミングとしては、最終通塾日が挙げられます。
送迎の際に、サッと渡すのが良いでしょう。
その日に都合がつかない場合は、後日にあらためて訪問したり、親は同伴せず、子どもにお礼の品を持たせる形でも大丈夫です。
塾を訪問する時間について
塾を訪問する時間は、13時~17時ごろが最も良いでしょう。
受験シーズンや定期テスト期間、季節講習の時期などは少し変動するかもしれませんが、基本的にこの時間は授業がなく、先生たちも対応しやすいはずです。
塾の「時間」については、別記事で詳細を紹介しているので、よろしければそちらも参考にしてみてください。
→塾の時間について解説|営業時間や小中高校生の時間割・帰宅時間など
まとめ
お礼は必ずしも必要ではないと理解しつつも、渡した方が良いのではと悩みますよね。
そもそも意見が分かれるところでもあるので、感謝の気持ちに素直に従って判断するのが最善といえますね。
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