オープンキャンパス攻略法!服装、持ち物、質問まで徹底解説
2023.05.26
オープンキャンパスとは、大学や短大、専門学校が学校の特色や魅力を知ってもらうために開催するイベントです。
学校紹介や施設見学、模擬授業、個別相談会などが行われ、学校案内サイトやパンフレットでは得られない情報を入手できます。
そのため、オープンキャンパスは進学希望者にとって魅力的な機会だといえます。
しかし、いざオープンキャンパスに参加しようとなると、「どんな服装で行けばよいのか」悩むことでしょう。
特に、「制服」と「私服」のどちらで参加するべきか迷う人は多いと思います。
そこでこの記事では、オープンキャンパスに参加するときの服装についてご紹介します。
また、オープンキャンパスで必要となる持ち物や質問、保護者の服装などについてもご説明します。
オープンキャンパスへの参加を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
オープンキャンパスの服装は制服?私服?
オープンキャンパスの服装は、学校から特に指定がない限りは、制服と私服どちらで行ってもかまいません。
とはいえ、「服装自由」と言われると、制服と私服のどちらで行こうか悩んでしまいますよね。
制服と私服のメリット、デメリットなどを参考に、オープンキャンパスでの適切な服装を考えてみましょう。
制服のメリット、デメリット
制服のメリットとして
- 服装に迷わない
- 服装選びに失敗しない
という点が挙げられます。
制服は着るものが決まっているので、服装に迷う必要がありません。
「なにを着て行けばよいかわからない」と悩んでしまう人は、制服を着て行くと準備が楽です。
また、制服は正装なので、私服のように服装選びに失敗するリスクを回避できます。
オープンキャンパスでは、教職員の方と話す機会も出てくるので、制服を着て行けば無難に過ごせるでしょう。
一方、デメリットとして
- 体温調節がしにくい
- 目立ちやすい
という点が挙げられます。
制服は着用できるアイテムが決まっているため、暑さや寒さに対応しにくいといえるでしょう。夏のオープンキャンパスで汗をかいた際に、着替えがしにくいかもしれません。
また、着ている制服で学校を特定できてしまうため、周囲から見られているという意識を持って過ごす必要が生じます。
学校の名前を背負っている自覚を持てる人でなければ、次年度に参加を検討している後輩に迷惑をかけてしまう場合もあります。
前年度に先輩が制服で参加している場合は、先輩の評価に影響されてしまう可能性もあります。
私服のメリット、デメリット
私服のメリットとして
- 体温調節がしやすい
- 大学に溶け込める
- 高校を特定されない
という点が挙げられます。
制服のように着られるアイテムに制限がないので、暑さや寒さに合わせて脱ぎ着ができます。
その日の天候によって、服装を自由に選べるのも利点です。
また、大学生は私服なので、キャンパスに馴染みやすいといえます。
進学後は毎日私服で通学することになるため、進学後のイメージが湧きやすく、大学生活をリアルに体験できます。
一方、デメリットして
- 服装に失敗すると目立つ
- 在校生と区別がつかない
という点が挙げられます。
派手な色や露出の多い服装など、オープンキャンパスの場にふさわしくない服装で参加してしまうと、かなり目立つことになるでしょう。
また、在校生と区別しにくくなるため、良くも悪くも印象に残らない場合が多いです。
想定している入試形態で考える
推薦入試や総合型選抜(AO入試)を想定している人は、制服で参加するのが無難です。
なぜなら、制服で参加した方が、先生や在校生に顔を覚えてもらいやすいからです。
オープンキャンパスへの参加は、推薦入試や総合型選抜において強いアピールになりますし、面接で話すネタにもなります。
高校生らしい制服で参加して、積極性を示しましょう。
一般入試や共通テスト利用入試で受験する場合は、制服で参加する必要はありません。
学校側から特に服装の指定がなければ、制服と私服のどちらで参加しても大差はないでしょう。
志望度で考える
制服と私服で悩んだときは、「その学校が第一志望かどうか」という視点で考えてみましょう。
志望度の高い学校のオープンキャンパスは、正装である制服で行くことで意欲を示すことができます。
特に、個別面談や相談ブースへの参加を検討している場合は、学校の職員や在校生と対面で話すことになるため、制服で参加するのが無難です。
反対に、第二志望や滑り止めの学校など志望度があまり高くない場合は、私服で参加しても問題ありません。
気軽な気持ちで学校の様子を見学したい人は、私服で参加することをおすすめします。
オープンキャンパスの実施内容で考える
「オープンキャンパスでどのようなイベントが実施されているか」という点は、服装を考えるうえで重要なポイントになります。
たとえば、専門学校では専門性の高い学びが展開されるため、オープンキャンパスでは実習や体験型のワークなどが実施される可能性があります。
そうした場合は、制服よりも動きやすい私服の方が適切です。
参加したいオープンキャンパスの具体的な実施内容を確認したうえで、服装を選んでみてはいかがでしょうか。
オープンキャンパスの実施内容については、大学のホームページや入試情報サイトに記載されているオープンキャンパスの専用ページで確認できます。
オープンキャンパスの実施先に直接確認する
学校のホームページで服装規定の情報を見つけられなかったり、どうしても服装に悩んでいたりする場合は、学校に直接確認してみることをおすすめします。
受験生向けの入試情報サイトやオープンキャンパスの特設サイトに問い合わせ先が明記されているので、電話やメールで担当者に質問できます。
「当日はどのような服装で参加するのがよいか」、「参加者は、制服と私服のどちらが多いか」など気になることを質問して、疑問を解消しましょう。
オープンキャンパスへの参加経験がある先輩などに、どのような服装で参加したのか質問してみてもよいと思います。
オープンキャンパスに適した服装は?~シンプルなアイテムを身につけよう~
オープンキャンパスに私服で参加する際は、どのような服装で行けばよいのでしょうか。
服装を選ぶときに必ず意識して欲しいことは、「清潔感」です。
清潔感のある服装にするためには、ほつれやしわ、毛玉、染み、汚れなどがないか確認しておきましょう。
素材によってはアイロンをかけて、衣類のしわを伸ばしておく必要があります。
ここでは、オープンキャンパスに適した服装のポイントを4つご紹介します。
派手な色味や柄物は避ける
まず、華やかな色合いの服や、柄物のアイテムはなるべく身につけないことが大切です。
原色や柄物は避け、デザインや装飾がシンプルなものを選びましょう。
例えば、大きな柄やイラストがプリントされたTシャツや、袖や裾にボリュームのある服などは、オープンキャンパスの服装として適切ではありません。
なるべく、無地のトップスやパンツ、スカートを着用しましょう。
色味は、白やベージュ、グレー、茶、黒など、ベーシックカラーがおすすめです。
また、ロングスカートは階段の上り下りや移動の際に歩きにくくなる可能性があります。
膝丈くらいの長さのスカートにするか、パンツスタイルに切り替えるとよいです。
露出は控えめに
オープンキャンパスは夏の時期の開催が多く、気温の上昇とともに肌の露出が増えやすいので気をつけましょう。過度な露出は、派手な印象を与えてしまいます。
具体的には、ダメージジーンズやミニスカートなどの露出の多い服装はNGです。
丈の短いトップスや、胸元の開いたアイテムもなるべく避けた方がよいです。
ズボンやスカートにインできる長さのトップスや、襟ぐりの浅いものを選ぶのがおすすめです。
また、ノースリーブやタンクトップ一枚だけといったスタイルは控えましょう。
袖なしのアイテムを着用する場合は、シャツやカーディガンを羽織るようにしましょう。
しかし、露出を控えると暑さ対策として不十分な服装になってしまいます。
そうならないために、露出が少なくても暑い夏を快適に過ごせるコーディネートやアイテムを取り入れましょう。
おすすめは、吸汗速乾、接触冷感、UVカット機能のあるアイテムです。
吸汗速乾は、汗を吸い、素早く乾いてくれる生地のことです。汗をかいても快適な着心地を維持してくれます。
接触冷感は、肌に触れるとひんやりと冷たく感じる効果があります。吸汗性は低いので、長時間着用していると蒸れやすくなります。
そのため、吸汗速乾性と接触冷感性の両方を備えたウェアを選ぶと、ヒンヤリとした着心地を保ちつつ、汗をかいても快適性を維持できます。
インナーに速乾性や接触冷感性のある素材のものを選ぶのもおすすめです。
最近は安価でデザイン性の高い速乾TシャツやドライTシャツなどがたくさん市販されているので、チェックしてみましょう。
また、シアー素材のブラウスは肌の露出を抑えることができます。
肌が透けて見えるものは避けた方がよいですが、半透明の透け感のアイテムなら問題ありません。
インナーに、白やベージュなどのベーシックカラーを合わせることで、落ち着いた印象になります。
羽織るものがあると便利
脱ぎ着できるカーディガンやパーカーなど羽織れるものがあると、温度調節がしやすくて便利です。
なぜなら、オープンキャンパスでは、学校紹介や説明会の際に空調の利いた部屋で長時間説明を聞くことになるからです。
屋内外の気温差で体調を崩さないよう、羽織れるものを準備しておきましょう。
真夏日は、紫外線や暑さ対策にもなるので一着持って行くと便利です。
靴は履きなれたものを選ぼう
オープンキャンパスに参加する際は、普段から履きなれた靴を選びましょう。
大学や専門学校は、中学や高校と比較して敷地面積が広く、施設見学や移動の際はたくさんの距離を歩くことになります。
かかとの高いヒールやサンダル、厚底靴などは避けて、スニーカーやフラットシューズを履きましょう。
制服で参加する人は、学校指定のスニーカーやローファーを選ぶと思いますが、新品をおろさずに、普段から履いているものにしましょう。
履きなれた靴であれば、見学中に靴擦れを起こす心配もありません。
オープンキャンパス当日の数日前には靴が汚れていないか確認をし、必要であれば洗ってきれいにしておきましょう。
オープンキャンパスに適した髪型やメイク~ナチュラルで清楚な印象を~
オープンキャンパスでの髪型やメイクのポイントは、学生らしい印象を与えることです。
派手なメイクやヘアーアレンジはせずに、学生らしく清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
ここからは、オープンキャンパスに適した髪型やメイク方法について具体的にご説明します。
髪型
男子編
男子高校生の場合、パーマ風のヘアセットやサイドを刈り上げたヘアスタイルは控えましょう。
また、肩に付く長さの人は短くカットすることをおすすめします。
以下、オープンキャンパスに適した清潔感のある髪型にするためのチェックポイントをご紹介します。
美容室で毛先を軽くしてもらうようお願いしましょう。
毛先を軽くすることでワックスを使用する必要がなくなり、自然と清潔感のある印象になります。
前髪は目にかからないよう短くしておきましょう。
眉毛にかからないくらいの長さだと表情が見えやすいため、さわやかな好印象を与えることができます。
前髪なしのスタイルに抵抗がない人は「センターパート」や「ベリーショート」にして、おでこを見せるとすっきりとした印象になります。
耳にかからない長さにすることで、清潔感を出せます。
特に「ショートレイヤー」は爽やかなイメージに仕上がるのでおすすめです。
ショートレイヤーとは、レイヤーカットを入れたショートヘアのことで、前髪を残しつつ耳が出る長さまで髪を短くできます。
やぼったい印象を簡単に解決できるので、髪型に悩んだ人は試してみてください。
「マッシュヘア」は、あまり髪を短くしたくない、前髪を上げたくない人におすすめのヘアスタイルです。
マッシュヘアにすることで、髪の長さを維持しつつ、額の広さを隠すことができます。
また、サイドや襟足が短くカットされているので清潔感を出すことも可能です。
重めのヘアスタイルなので暗い印象を与えてしまう可能性もありますが、量をしっかりとすいて軽くすれば、重たい印象を解決できるでしょう。
女子編
ショートヘアは寝ぐせがつきやすいので、ドライヤーやヘアアイロンなどを使用してクセを直しましょう。
寝ぐせの部分を軽く濡らして、ドライヤーで乾かすだけでもクセが抑えられます。
毛量が多い人は、髪に少しだけオイルを馴染ませると、セミウェットな質感になり、髪がまとまって見えます。
結べる長さの人はヘアゴムを使用して一つにまとめましょう。
髪を一つに束ねるのが難しい場合は、ハーフアップにするのがおすすめです。
また、ミディアムの人は毛先が肩にあたって広がりやすいので、毛先を内側にワンカールさせるとよいでしょう。まとまりのある清楚な印象に仕上がります。
コテで巻いたり、パーマをかけたりするのはNGです。
ロングの人はヘアアレンジのバリエーションが豊富ですが、そうしたオシャレは休日に楽しみましょう。
髪を一つに束ねると、清潔感が出るのでおすすめです。
長い髪をおろしているとやぼったい印象を与えてしまうので、ヘアゴムやヘアピンを使用して一つにまとめるとよいでしょう。
ナチュラルメイク法
ふだんはメイクをしない高校生に向けて、好感を与えられるナチュラルメイクのやり方をご紹介します。
ただし、高校の校則でメイクを禁止されていることが大半だと思うので、無理にメイクをする必要はありません。
オープンキャンパスに参加するにあたり、身だしなみとしてのメイクに挑戦したい人は参考にしてみてください。
男子向けのメイク法
身だしなみとして、ナチュラルなメンズメイクを取り入れると好印象につながります。
また、青ひげやクマを隠すことができるので、清潔感を与えることもできます。
まずは、肌をきれいに見せるベースメイクからはじめてみましょう。
日焼け止めはUVカット効果だけではなく、肌荒れケアなどスキンケア効果のあるものも販売されています。
化粧下地として使用できる「顔用」の日焼け止めを選びましょう。
洗顔や化粧水をした後に顔用の日焼け止めを塗ることで、美肌効果が期待できます。
一円玉サイズくらいの日焼け止めを手に取り、額、頬、鼻、鼻下、あごに置きます。
指の腹やメイク用スポンジを使い、ムラにならないよう優しくなじませましょう。
メンズ用のBBクリームを使用することで、クマや青ひげを隠すことができます。
日焼け止めよりもカバー力が高く、毛穴もしっかり隠してくれます。
手の甲に1㎝程度出して、額、頬、鼻、鼻下、あごにのせます。
指の腹やメイク用スポンジを使って内側から外側に広げるように伸ばすと、ムラのないきれいな仕上がりになります。
メンズコンシーラーは、クマや青ひげ、ニキビなど気になる部分を隠すアイテムです。
クマや青ひげなどを部分的に隠すことで、肌全体が明るい印象になります。
コンシーラーは顔の一部分に塗るものなので、顔の一部だけ白浮きしてしまう可能性があります。
そうならないために、自分の肌と同じくらいか、少し暗めのカラーを選ぶのがポイントです。
寝不足などによる青クマや青ひげはオレンジ系、ニキビ跡などの赤みはグリーン系のコンシーラーをポイント使いすると、カバー力がアップします。
化粧下地やコンシーラーを塗り終えたら、フェイスパウダーで仕上げしましょう。
フェイスパウダーは、BBクリームやコンシーラーで整えた肌を崩れにくくするアイテムです。
男の人は顔の皮脂成分が多いので、フェイスパウダーを使うことで汗や皮脂による肌のテカリを防ぐことができます。
フェイスパウダーのふたを閉めたまま容器を逆さにすることで、パフの全面に粉が付着します。
ふたを取ってパフを手に取り、皮脂が発生しやすい額や鼻筋から塗っていくとよいです。
女子向けナチュラルメイクのやり方
スキンケアをした後に、化粧下地や日焼け止めクリームを塗ります。
下地には、くすみカバーや肌のトーンアップ効果があり、肌なじみのよい自然な仕上がりになります。
UVカット効果のある化粧下地や、化粧下地としても使用できる「顔用」の日焼け止めクリームがおすすめです。
一本で済ませられるので、厚化粧になるのを防ぐことができます。
ニキビやクマがある人は、「コンシーラー」を使用してみましょう。
スティックタイプのコンシーラーは、高いカバー力が期待できるのでおすすめです。
ニキビやクマ、シミなどをピンポイントで隠すことができます。
ただし、肌の一部分だけ白浮きしたり、濃くなったりして不自然な印象を与える可能性があります。
そうならないために、自分の肌と同じくらいか、少し明るめの色味を選ぶようにしましょう。
下地や日焼け止めを塗ったら、ファンデーションをのせます。
リキッドタイプやクリームタイプなど様々な種類のファンデーションがありますが、メイク初心者は「パウダーファンデーション」か「クッションファンデーション」がおすすす。
パウダーファンデーションは、軽いつけ心地でふわふわな肌に仕上がります。
クッションファンデーションは、保湿成分が高く、肌のケアをしながら毛穴をカバーできます。
どちらも付属のパフでタッピングしながらのせるだけなので、メイクが不慣れな人でも簡単です。
自分のパーソナルカラーがわかる人は、肌に合った色味を選びましょう。
ブルべ肌の場合は、ピンク系のファンデーションが似合います。
青みがかったピンクやラベンダー系の色味を選ぶとよいです。
イエベ肌の場合は、オークル系やベージュ系のファンデーションが馴染みやすいです。
黄みがかった暖色系の色味を選ぶようにしましょう。
最後に、フェイスパウダーで仕上げをします。
フェイスパウダーは、皮脂のベタつきを抑え、化粧崩れを防いでくれます。
軽いつけ心地の「ルースパウダー」を使用すればソフトでナチュラルなベースメイクの完成です。
初心者の人は、ベージュやオークル系のものを選ぶと自然な印象になります。
リップは、無着色か薄づきのものがおすすめです。
赤色など濃い色のリップを塗ると一気に派手な印象になるため、塗らない方がよいでしょう。
唇に血色感が欲しい人は、薄めのピンクやベージュといった肌なじみのよいカラーリップを使用してください。
日差しが気になるときは、UVケア成分の入っているものがおすすめです。
濃くならないように指で伸ばしたり、ティッシュオフしたりするとナチュラルに見えます。
これで、ナチュラルメイクの完成です!
【発展編】眉メイクやアイメイクをしたい人向け
眉毛が濃い人は、眉メイクをすることで、すっきりとした印象になります。
コーム付きの眉はさみで長い眉毛をカットすることで、整った美しい眉毛になります。
また、フェイスシェーバーを使用して、余分な眉毛や細かいムダ毛をお手入れしてもよいでしょう。
眉毛が整ってきたら、アイブロウペンシルを使って、眉毛の薄い部分を書き足しましょう。
アイブロウペンシルは、黒や暗めのブラウンを使用するとナチュラルに見えます。
アイメイクをしてしまうと一気に化粧顔になってしまうので、控えることをおすすめします。
どうしてもしたい人は、色素の薄いブラウン系のアイライナーでまつ毛の間を埋めると、自然に目元を強調できます。
マスカラやマスカラ下地を塗ると派手になるので、使わないでおきましょう。
まつ毛を上げたい人は、ビューラーをした後に透明タイプのクリアマスカラを使うと、カールキープしたまま自然にまつ毛をコーティングしてくれます。
オープンキャンパス参加時の持ち物~事前の準備を万全に~
オープンキャンパスで必要な持ち物
はじめてオープンキャンパスに参加する際は、「持ち物はどうしよう」と不安になると思います。
ここからは、オープンキャンパスで必要な持ち物や、持って行くと便利なものをご紹介するので参考にしてみてください。
筆記用具は必須の持ち物です。
ボールペンとシャープペンシルは両方用意した方がよいでしょう。
学校のパンフレットに気になったことをメモしたり、実際に講義を受講したりする機会があります。
ボールペンとシャープペンシルが一体となっているものを持っておくと、筆箱から出し入れする手間が省けるのでおすすめです。
また、色つきのペンやマーカー、付箋もあると便利です。
資料のなかの主要なページに付箋を張って印をつけたり、重要な記述にマーカーを引いて目立たせたりできます。
メモ帳を持参して、大学の先生や職員、在校生の話の内容をメモできるようにしましょう。
メモを取っておけば、後から重要な情報を見返すことができます。
また、なにもしないでぼーっと話を聞くよりも、メモを取りながら熱心に話を聞いている生徒の方が印象がよくなります。
手のひらサイズのメモ帳は、机がなくてもその場でさっと書き込めるのでおすすめです。
オープンキャンパスでは書類をたくさんもらうことがあるので、プリント類を保管できるクリアファイルを持って行くと便利です。
重要な資料をきれいにしまうことができます。予備のファイルも含めて2~3枚かばんにいれておくと安心です。
学校によっては模擬授業が開講されることもあるので、授業用ノートとして、A4サイズのノートを持っていくとよいでしょう。
模擬授業のなかで、学長や教職員から、学科の特色や進路などの説明を受けたり、在校生が受験の体験や就職について話してくれたりします。
授業用のノートと、その他の記録用のノートとして、何冊かノートを用意しておいてもよいでしょう。
大学のパンフレットや資料が入る大きめのかばんを用意しましょう。
リュックは両手が空くだけでなく、たくさん物が入るのでおすすめです。
トートバッグでもよいですが、入場ゲートのあたりで大学の資料が一式入ったトートバッグを配られる可能性があるので注意しましょう。
エコバッグやボールペン、付箋など、大学オリジナルのノベルティが配布されることもあるので、大きめのサイズのかばんを持っていくと安心です。
現金は、交通費や昼食代のほかに、予備のお金なども含めて多めに用意しましょう。
オープンキャンパスでは、大学の過去問や新入生向けのグッズ販売をしていることもあるため、少し多めに現金を用意しておくと万全です。
交通系ICカードであれば、スムーズに交通機関を利用できて非常に便利です。
オープンキャンパス当日は、大学周辺の駅やバス停は大変混雑します。
特に、切符売り場や両替機周辺は混雑するので、その場で切符を購入していると時間がかかるのでおすすめしません。
ICカードは途中で残高不足にならないよう、交通費を調べたうえで多めにチャージしておきましょう。
スマートフォンで、大学のホームページをチェックしたり、大学の施設情報やマップを見たりできるので、持ち歩いておくと便利です。
学内の食堂や販売店などでは、スマホ決済が導入されていたり、専用アプリをインストールして注文したりするところもあるので、スマートフォンは持参しておきましょう。
学校説明会や模擬授業などのイベントに参加する際は、電源を切るかマナーモードに切り替えておくようにしましょう。
オープンキャンパスでは、地図アプリを使用したり、オープンキャンパス関連の調べものをしたりと、なにかとスマートフォンを使う場面が増えます。
コンセントのない場所でも給電できるので、非常時に備えて持ち歩きましょう。
大学の教室内に時計が設置されていない場合があるので、時間を確認できるように腕時計をつけておくと便利です。
どのみち、入試本番では腕時計を持参することになります。
まだ腕時計を持っていない人は、この機会に用意しておきましょう。
腕時計はデジタルではなく、アナログのものを選ぶとよいです。
入試本番では、デジタルの腕時計が禁止されている場合があります。
試験で使用する腕時計についてはこちらの記事をご覧ください。
屋外の施設を回ったり、大学内の見学でたくさん歩いたりするため、いつでも水分補給できるように飲み物の準備をしておきましょう。
こまめに水分補給をすることで、熱中症対策にもなります。
はじめて行く大学だと、自動販売機の位置が分からず迷ってしまう可能性がありますが、飲み物を持参することで、すぐに水分補給できます。
勉強におすすめの飲み物についてはこちらの記事をご覧ください。
熱中症対策として用意しておきましょう。
汗をかいたままにしておくと臭いのもとにもなるので、こまめに汗拭きシートを使用するとよいです。
汗によるべたつきや汚れを拭きとることで、リフレッシュ効果も期待できます。
広いキャンパスの外を長時間歩く可能性があるので、日焼け止め対策として、日焼け止めクリームやスプレー、帽子などを用意しましょう。
晴雨兼用の折りたたみ傘があると便利です。
晴雨兼用傘は、晴れの日は日傘として、雨の日は雨傘として使用できる傘のことです。
夏は紫外線が強くなるので、日焼け止め対策としてUVカット加工の施された傘があるとよいでしょう。
突然雨が降りだして大切な資料や問題集が塗れてしまうと大変なので、雨傘としても使える折りたたみ傘をかばんに入れておくと安心です。
5.オープンキャンパスでの質問事項~積極的に質問しよう~
基本的に、オープンキャンパスでの質問は、大学の受験生向けサイトや募集要項などの記載を踏まえたうえでの疑問を用意しましょう。
既に公表されている情報や、調べればすぐにわかる内容を質問してしまうと、あまりよい印象をもたれない可能性があります。
オープンキャンパス当日までに気になることをリサーチした上で、疑問に思ったことを質問するようにしましょう。
以下、具体的な質問内容をご紹介するので、当日までに確認してみてください。
入試制度、奨学金
- 「今年度からの変更点について詳しく教えてください」
- 「学校推薦型選抜や総合型選抜の入試内容や評価基準について教えてください」
- 「試験の出題傾向について教えてください」
- 「受験生に特に重視して学習してほしい科目はありますか」
- 「おすすめの勉強法があれば教えてほしいです」
- 「入試対策として、やっておくとよいことはありますか」
- 「過去の合格最低点と平均点を教えてください」
- 「入試倍率が大きく変動することはありますか」
- 「合格者とお話したいのですが、合格した先輩とコンタクトを取る機会は用意されていますか」
- 「奨学金や授業料の減免制度について教えてください」
学びの内容
- 「学部や学科の特色を教えてください」
- 「○○学科ではどのようなことが学べますか」
- 「○○学科を志望しているのですが、教授の研究テーマや研究内容にはどのようなものがありますか」」
- 「入学から卒業までのカリキュラムを教えてください」
- 「どのような授業がありますか」
- 「入学後に取るべき授業はありますか」
- 「授業やゼミのなかで、実習やフィールドワークはありますか」
取得できる資格
- 「資格の取得率や、難易度について教えてください」
- 「卒業までに取っておいた方がよい資格やおすすめの資格はありますか」
- 「学生に人気の資格はなんですか」
- 「資格取得のためのサポートはありますか。ある場合は、具体的なサポート内容について教えてください」
- 「教職課程を受講している生徒の割合を教えてください。また、正課や課外活動との両立はできますか」
キャンパス施設や設備情報
- 「学部によってはキャンパスの移動の可能性がありますか」
- 「機材などは1人1つ使用できますか」
- 「ICT機器の導入状況もしくは予定について教えてください」
- 「学生食堂の店舗数やメニュー、価格について教えてください」
- 「学生寮の見学や体験の機会は用意されていますか」
- 「部活やサークルの活動場所はどこですか」
- 「図書館の広さと所蔵数を教えてください」
卒業後の進路
- 「学部や学科ごとの先輩の進路について教えてください」
- 「就職先の業界や就職率について教えてください」
- 「公務員の合格率はどの程度ですか」
- 「院進などの進学状況について教えてください」
- 「キャリアサポートはどのようなものがありますか」
- 「進学や進路サポートはどの程度までしてもらえますか」
アクセス情報
- 「最寄りの駅やバス停はどこですか」
- 「通学ルートや、通学方法はどのようなものがありますか」
- 「大学周辺の雰囲気や近隣のお店などの情報について教えてください」
- 「市街地へのアクセス方法はなんですか」
- 「○○県出身なのですが、同じ地域から通っている人はいますか」
先輩の学生生活について
- 「どのような部活やサークルがありますか」
- 「部活動は厳しいですか。勉強との両立はどのようにしていますか」
- 「大学に入ってすぐに友達はできましたか。どのようにして友達を作りましたか」
- 「授業やアルバイトのない休日はどのように過ごされていますか」
- 「アルバイトは何をされていますか。週にどのくらいしていますか」
- 「就活に向けて取り組んでいることはありますか」
- 「実家と下宿どちらの方が多いですか」
- 「一人暮らしは大変ですか」
- 「大学生活に向けて、準備しておくことはありますか」
留学
- 「留学支援について教えてください」
- 「在学生の留学の割合はどの程度ですか」
- 「留学時の単位認定や、卒業単位への影響について教えてください」
- 「交換留学の際の派遣人数や、大学側の受け入れ人数について教えてください」
- 「語学力はどのくらい必要ですか」
- 「留学先はどこの国が多いですか」
- 「留学の費用はどのくらいですか」
- 「留学生の多くはどのようにして費用を準備していますか」
保護者同伴の場合の質問事項
- 「学費の延納、分割などは可能ですか」
- 「学費の免除にはどういった条件がありますか」
- 「病気や事故に対するサポートはどのようなものがありますか」
- 「キャンパス内や通学中に自転車が故障した場合、サポートはありますか」
- 「通学中や課外活動中にけがをした場合、どのようなサポートがあるか教えてください」
- 「下宿先で事故や災害が発生した場合、どういったサポートがありますか」
- 「下宿生に対して食事面のサポートはありますか」
- 「アパートやマンションを探す際に、物件探しなどのサポートは受けられますか」
- 「保護者向けのイベントはありますか、ある場合はどういった活動内容ですか」
- 「父母会への参加及び会費の支払いは任意でしょうか」
オープンキャンパスでの保護者の服装について
ここからは、お子さまのオープンキャンパスに同行する保護者の方の服装についてお伝えします。
基本的に、スーツなどのフォーマルな服装で行く必要はありません。
シンプルな服装を意識すれば、普段通りの私服で問題ないでしょう。
ただし、大学の教職員と話す場合もあるので、カジュアル過ぎるラフな服装は避けるようにしてください。
以下、男女別におすすめの服装コーディネートをご紹介します。
「なにを着て行こう?」と迷われた際は、ぜひ参考にしてみてください。
父親編
私服で参加する場合は、シャツスタイルにすることで清潔感を出すことができます。
半袖のポロシャツにチノパンを合わせたコーディネートも、カジュアルすぎずシンプルな印象になります。
また、Tシャツの裾をパンツに入れ込むよりも、着丈の短いシャツを選んだ方が、おしゃれに見えます。
Tシャツは、襟付きのものを選ぶことで、より清潔感のある印象を与えることができます。
色味は、白やネイビー、グレーなどが落ち着いて見えるのでおすすめです。
バッグや靴をレザー素材にすることで、カジュアルコーデでも上品な印象になります。
母親編
カジュアルすぎずフォーマルすぎない、シンプルな服装を意識しましょう。
例えば、トップスに「襟付きの白シャツ」をもってくると、ラフすぎずに清潔感のある印象を与えられます。
パンツには、着心地のよい「テーパードパンツ」を着用するのはいかがでしょうか。
動きやすいパンツスタイルであれば、長時間歩いても問題なく過ごせます。
足元は、ローヒールの靴やパンプス、スニーカーがおすすめです。
また、トップスに「シフォンブラウス」を選ぶのもおすすめです。
透け感のある薄手の生地なので、涼しくて快適に過ごせます。
柔らかい素材で、体型をカバーしながら上品な印象を与えてくれます。
パーソナルカラー別、骨格タイプおすすめの服装についてはこちらの記事をご覧ください。
オープンキャンパス終了後にやるべきこと
オープンキャンパス終了後は、大学周辺の雰囲気をつかむチャンスです。
時間に余裕があれば、大学周辺を散策することをおすすめします。
「自分にとって暮らしやすいかどうか」という視点は、学校選びのひとつの基準になります。
以下のチェックポイントを参考にして、オープンキャンパス終了後にぜひ活用してみてください。
学校の最寄り駅や近くのバス停までどのくらい距離があるのか、再度確認しておきましょう。
そのほか、公共交通機関の運賃や本数、市街地へのアクセスのしやすさについても確認しておくとよいです。
また、自転車通学を考えている人は、キャンパス内の駐輪場の場所や数、広さを見ておくのがおすすめです。
原付やバイク、自動車での通学を検討している場合は、駐車場の有無を確認しましょう。
ただし、自動車での通学が禁止されている学校も多いので、学校が許可している通学方法についても調べておきましょう。
オープンキャンパス終了時刻は夕方以降になることが多いので、実際に自分が通学する時間帯に近い「平日の夕方~夜」に周辺を歩き、街の雰囲気を見ておきましょう。
治安の良し悪しは周辺の立地環境によって異なるので、実際に自分の目で確かめておくことが大切です。
たとえば、自然が多く住宅街に囲まれた土地と、建物が多く人通りの多い土地では、雰囲気が違ってきます。
学校周辺に街灯が多いか、警察署や交番があるかなど、見ておくとよいでしょう。
オープンキャンパスの時期は、学校内で物件探しに関する相談会が実施されたり、物件探しに役立つ資料などが配布されたりします。
そうした情報を手がかりに、気になった物件まで足を運んでみるのがおすすめです。
あらかじめインターネットなどで気になる物件をピックアップしておけば、オープンキャンパス終了後にすぐ見学しに行けます
大学周辺を散策する際、スーパーやコンビニ、飲食店などの商業施設が充実しているか確認してみましょう。
学校の近くにスーパーやコンビニがあれば授業前に飲み物や食べ物を購入できて便利です。
レストランや外食チェーン店、カフェなどのグルメが充実していると、学校の休み時間が楽しくなりますね。
まとめ
この記事では、オープンキャンパスに適した服装や身だしなみ、オープンキャンパス当日の持ち物、質問事項などについてご紹介しました。
オープンキャンパスは、高校卒業後の進路を決める大切なイベントです。
服装や身だしなみだけでなく、当日の持ち物や質問事項などの準備を万全にして、有意義なオープンキャンパスにしましょう。
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